「不平等!」「不公平!」若い後輩が感じた悲しさの理由

「不平等!」「不公平!」若い後輩が感じた悲しさの理由

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子供が出来てからというもの中々の身に行く機会が減ってしまい、誘われても「今日は子供のお迎えが・・・」「今日は嫁が夜勤だから・・・」とお断りばかり。

先日、たまたま家の都合がついて数か月ぶりに会社の後輩と飲みに行きました。

久しぶりに飲みに行くとダメですね。ストップしていた気持ちが開放され一気にテンションMAX。歳も忘れてどんどん酒は進んでしまいます。

酒もひとしきり飲み終わり、まったりと会社の今後や立ち位置などについて話が向かっていき・・・。

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30歳という歳について

会社の後輩は30歳。今まで技術ばかりやってきて、はたと今の自分の立場に愕然としたといいます。

なぜかというと、30歳にもなって誰一人部下を持たず教育したことがない。大学を出て8年も過ぎているのです。

名誉のために言うと、その後輩は仕事ができない訳ではなく会社に新人自体が入ってこないの為、人を育てる経験ができない状況なのです。

一般的な会社なら早い人なら3年目、遅い人でも5年目くらいには新人を育て始める経験をし、人と物のマネージングへと進むもの(仕事によって差はある)。ところがそうなっていない。

悲しいかな運が悪い。時期も悪い。1985年ころに生まれた人はどの業界にいっても不景気のあおりを強烈に受けた人でしょうね。

マネージングできない人

人を育てて自分の分身を作る。分身が沢山できたらそれがチームとなり組織化していく。年功序列で段々と昇進した人はいわゆるたたき上げの分野でない限りマネージャとして育てられた経験が少ないように感じます。

事実、私の職場でも10人中1人か2人くらいしか人を育てようとしているマネージャがいません(従業員は万単位)

特に技術肌の人は、人材育成の分野が苦手な人が多いようです。技術をしたくて業界に入って来たのにマネージングなんか興味ない!

こんな人ばっかりです(笑)

若かりし頃の経験

24歳~25歳半頃まで「人材育成」専門の仕事をしていました。

日々「帝王学」「組織論」「成功哲学」こんな感じの勉強や実践を延々と毎日。その時の経験がこれです。

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窮屈で荒れた1年半でした。

人材育成を実践した身としては、自分の部下をどうやって同じ立ち位置までドロップアウトさせずに育てるか?

この問題を胃が痛くなるまで考え、考え、そして考え抜く。でも、何人も何人もドロップアウトさせてしまいました。自分の無能だったからです。

その人達との経験の上に今の私が存在するのは事実で、感謝しかありません。

翻って後輩は30歳で人を育てる事に関して未経験。これから経験できるかわかりません。

本人が不安に思うのもある意味しかたないのかなぁ。

マネージング経験なんていらない

確かに仕事で人を管理しない部門でスペシャリスト扱いの人ならそうかもしれません。でも人を育てる経験をした人としてない人では人間的な厚みが違うように私は思います。

ほら、子育てした経験の有無みたいな感じ。

会社でも尖がった技術を持っている人は何人もいるし、とても技術で勝てる気がしないのですが、あまり私はその分野だけで人生を過ごし続けることに魅力を感じません。

あくまで「私は」ですが。

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人不足がひどい

IT業界や建築土木、医療福祉。どこを見ても人不足。業界によっては、これからもっと苛酷な人不足が発生するでしょう。

そうなると人を育てなければ立ち行かないと、どんなお馬鹿な経営者でも新人を雇い育成を実行へ。ところが!

人を育てる経験をさせてない!

そう、人材育成の経験をさせていないのです。

とても非情ですが、人間って簡単に育ちません。悲しいくらいに思い通りに行きません。

子供にだって丁寧に何度も何度も何か月もかけて手ほどきをして、やっと箸が持てるようになるじゃありませんか。

例えば後輩がせめて3年くらい人を育てる経験さえしていれば、今から即戦力育成に力を注げる!となるのですが、経験ゼロなので、簡単にはいきません。

さいごに

経験はすべてです。人のケアをするときにその人の背景をきっちり親身になって聞く。動機付けしてあげる。他者からの攻撃は身を持って守ってやる。

そんな日々の連続を未経験の人が考え、できるでしょうか?

部下がいるから自分が存在できるという感謝の気持ちをすぐ理解できますかね?

今まで人材育成に対して投資してこなかった会社に嫌気がさしてきます。そして後輩達は無理を強いられる。30歳前後の若者は不平等を相当に感じるでしょうね。

残念な限りです。

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