自分に負けそうな時に読む「限界を作るな!」そう言われた14年前の出来事の話

自分に負けそうな時に読む「限界を作るな!」そう言われた14年前の出来事の話

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今日は何か物事を本気で取り組んでみよう!と思っている人へ記事を書いてみました。こんにちわ。セイトです。早速始めてみます。

それは、2001年6月頃。唐突に訪れました。

大学の友人から「新宿ですごい人に合わせるから、来てよ!」という1本の電話。
好奇心旺盛のわたしは、早速その週の土曜日に新宿へ繰り出したのでした。

出会った友人は何故か「スーツ」。24歳の遊び人だった友人が、なぜか土曜日で仕事がないのにスーツなのです。ものすごい違和感。

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あるビルへと招かれる私

友人と軽くランチしながら、「んで?その人って誰?」なんて世間話をするのですが、友人は「まぁまぁあとで分かるから、とニヤニヤ」

今思えば怪しさ満点。ですが当時の私は楽しいことが待っているとスーパーワクワク星人状態。目の前で「すごい人」へ電話する友人は「突然ですが、今から行っていいですか?ええ!ぜひ会わせたいので、時間ください!お願いします」そう恐縮しているのです。

ここでも相当な違和感(笑)。なんでそんなに緊張しまくっちゃってるの?ってなもんです。そして無事友人がアポイントメントを「すごい人」へ取ったので現場へ行くことになりました。

結局、事前に合う約束してなかったのね。そう思いながら・・・。

この時すでに「演出」という名のマインドコントロールは始まっていました。

ビルの個室に入り友人と「すごい人」を待つ

ここで、読んで頂いている方に質問があります。あなたは「すごい人」ってどんな人をイメージしますか?

「社長?」「超一流のスポーツ選手?」「ハリウッドスター?」

いろいろあると思いますが、当時の私も意味不明に強烈なスキルを持っている人と勝手に思っていました。ですので、個室で「見たこともないすごい人」が来るまで超ドキドキ。鼓動が早まっていったのをよく覚えています。

だって友人が普通の緊張具合じゃないんだもの。伝染しますって。

「すごい人」が登場

5分~10分ほどして「すごい人」が登場しました。その「すごい人」は3時間みっちり「金を稼ぐ力」「成功する秘訣」「人脈を得るためにしなければいけないこと」などをトークし、その場は終了。

最後に50万円程度の成功哲学の本を買うことを勧めました。

いや、正確には勧めていません。わたしが欲しかったので提案に乗って買ったのです。24歳の社会人2年目で買う品物としてはとても高いものだとは分かりましたが、その時は必要でした。そう思ってしまっていました。

ここまで、どうですか?

はは~、騙されのか~。とかすごい決断をしたな!とか、なんでもう少し考えなかったのか?

このあたりは色々あるかもしれません。ですが、24歳の若僧が必要だと感じたものに対して「お金がない」「時間がない」「今じゃなくていい」「一日考えさせて」「信用できない」など言い訳しても、無駄でした。

組織は完璧なまでに「その言い訳を論破する術」を整えているのですから。

  • お金がない → 月1万円も自分に投資できないの?(分割なので)
  • 時間がない → 1日1時間も勉強する時間作れない程度なの?
  • 今じゃなくていい → 明日になったら何か変わるの?

まぁこんな感じでバリエーションは様々ですが、ゴネ返しを専門としているくらいパーフェクトにひっくり返します。ネタばれですが、「すごい人」と友人が話をスタートしたのはこの為です。

例えば、会社員の人が社長に「特別」に呼び出されて「才能のある君だから・・・」と内密に話をされたりするのと同じことです。

3時間の話も、どこの誰だか分からなくても友人がこれほど緊張する「すごい人」がする話なら・・・。と演出掛かっていたんですね~。

今思えば「うまい!」って感じます。途中、「すごい人」が推薦する「すごい人」まで出てきてクロージングされますので。

何事も前座と主役は別物ですよね~。すべて計算しつくされていました

ノウハウの塊は体験から

成功哲学の本を手にしてから仲間として、その会へ入ることになったのですが、毎日がなかなか大変でした。サラリーマンを続けながら、仕事が終わって実費で毎日に近いほど新宿へ出向き勉強

行きの電車も帰りの電車も一瞬で寝てしまうほど。しかし心は充実していたので1年間ハードな生活の割には「風邪」をひくことはありませんでした。

そこで学んだことは詰まる所「営業能力」。人に自分を売り込み「信用」を得て、決済させる。そのノウハウすべて。その中に「演出」というひとつのノウハウがあるだけです。

1年もそれを続けてみると、まぁ精神的に大きく変わるものです。いわゆる世の中の勝ち組は「なぜ勝てたのか?」その根本がわかることもありました。

リーダートレーニング

リーダートレーニングとは?

今も世界で当たり前に行われている「リーダートレーニング」というものがあります。「新入社員研修」とかでも使われますね。自衛隊に一週間入れる。など。

その当時わたしもお金を払い「リーダートレーニング」に行きました。それはそれは過酷で苦しい体験。

時間は朝6時~翌日16時

移動込で約17時間程度になりますね。6時に移動開始し8時ころに会場へ到着。すぐに軽装に着替え第一の関門スタート。

まず、たった100文字程度の文章を何度も何度も繰り返し、延々と何時間も「大声」で叫ぶのです。まさに異常な世界。2時間くらい叫び続けると、もう声はでません。ガラガラとかいうレベルではなく、「声自体がほとんどでなくなります」。後から聞きますが目的は「それ」。

その声がでなくなるまで続けるという精神力を養うことが目的で、文章自体にむしろ特別な意味はありません。ほかの文章でもOKです。ほかにも文章を書かせたり、親の死に目を例えにしたプレッシャーゲームみたいなもありました。

精神的なきつさが最高地点にきた

声がでなくなり、1滴も水分を取れない時間が3時間か5時間くらいあったでしょうか(精神状態が良くなく、記憶があいまいであまり覚えていません)。苦しくて苦しくて、どこかに水はないか?水分・・・。水分・・・。

トイレに行き用を足した後、流れる衛生面の悪い水・・・。本気で飲もうと手を伸ばしたのは人生であの時だけです。

ですが、トイレの前にも門番を付けられていたので、ぐっと我慢しました。記憶が朦朧としているあの時のことで、よく覚えているのは唯一、「水が欲しい」欲求だけです。

なんか笑えちゃうでしょ?ただ本人の精神状態は普通じゃないので、「少し狂ってる」感じなのですよ。そこまで人を追い込まれる経験は、普通しませんから。

トレーニングが伝えたかったもの

振り返り、思い返してみれば重要だったのは1つのポイントだけ。トレーニングの指導者たちは「自分に限界を作るな」という1点だけを伝えたかったことになります。

精神的苦痛を延々植えつけられ、喉を確実に潰すような無謀な特訓を行い、どんなに緊迫した精神状態でも目を閉じることさえ許されず、17時間を過ごすのです。

もうだめだ・・・。そう自分が感じれば終わりだし、まだやれる!と思えばステージが上がるし。ただただ、それだけのことだったんだな~と。

苦しくても逃げてはいけない現実

話移り現在。5年前親となり子供を育てていく側に立ちました。子供も子供なりに親へのわがままを我慢したり、思ったことを口に出さず思いとどまったり、健気(けなげ)なものです。

サラリーマンとして仕事をして、家に帰れば父親。核家族という面もあり誰も頼れない日々ではありますが、自分が乗り越えられない!そう思ったらきっと乗り越えられないんでしょうね。

何か似てる!

そう、14年前の出来事です。あのとき苦しくても飲まなかった水を思いとどまった気持ち。似てるかもしれません。

子育てと一見違う側面ではありますが、親の気構えがどれだけ重要か?時を超えて今は痛感しております。あの時は育児など想像していませんが、精神力を鍛えるという意味で「やってよかった!」と思っています。

人間なんて弱い生き物

私も昔っからそうでしたが、「言い訳」ばっかりするんですよね。最近は「あっ、、、まずい。。。」と分かるようになりましたが。

出来ない理由、やらない理由、踏み出さない理由。すべて自分以外に理由を探して満足する。

トレーニングもそうですが、こんなことできないよ・・・。ほとんどの人がそう思いました。スタート地点はそこ。そこから、どうやって前に進もうか?と思うか、止めとこうと思うか。

だからすべてに突進すればいいとは思いませんが、前に進む気持ちを捨てないような「心つもり」だけは持ちたいものですね。

入口はそれくらいでも十分ですよ。段々と強くなっていけばいいんですよ。人間なんて弱い生き物だと理解することから始めましょうよ。

チャレンジャーを応援するよ

リーダートレーニングという意味で私のような経験をするべきか?そう言われたら、「同じようなことはしなくていいんじゃない?(笑)」って思いますが、長い人生の中ではいつか求められると思います。

本気でやるのか?覚悟はいいか?

っていうようなことを。

その時に「あぁ、あのときの壮絶さを超えるものはそうそうないだろうなぁ・・・」と踏み込むために、事前に何かしら経験を積むのはいいことじゃないでしょうかね。私の場合は育児とリンクするくらいですから、どこで繋がるか分かりませんよ?(笑)

ブログとしては特別なことは出来ません。けれども、チャレンジャーとして、これから様々なことを頑張ってみよう!

と思う方いれば、この記事を以て応援したい!と思い書いてみました。当然、自分にも「日々頑張れ」と言っているつもりです。

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