LINE@ご登録の方から、質問を頂きました。
ふるさと納税をして、ワンストップ特例制度を使いたい。
でも「個人番号カードに記載してある住所」と「免許証の住所」が違う場合、添付していいんでしょうか?と。
タイミングによっては引っ越しをして、免許証だけ住所変更をしたケースもあるでしょう。
さて、答えです。
答え
「自治体によって添付OKもあるがNGもあり、まちまち」
ご面倒でも一度自治体に確認するか、両方を現住所に統一するかしましょう。
3自治体に電話して確認を取ったので、続けて読んでみてください。
ふるさと納税のワンストップ特例制度を使う場合の前提条件
ワンストップ特例制度を受け付けるときの手続きは、
- ワンストップ特例申請書に記載された、マイナンバーを確認する
- ワンストップ特例申請書に記載された、住所を確認する
ことが自治体に要求されます。
添付書類などの詳しいことは別記事を参考ください。
ワンストップ特例申請はマイナンバー記入をチェック!6つの注意点+ミス事例をご紹介
2016年度よりワンストップ申請書にマイナンバー記入が必要に。添付書類も増えたのでまとめて記事にします。
今回は「個人番号カードの住所」と「免許証の住所」が違うわけです。
ということは、自治体がしっかりそれを認識して処理してくれればOK。
じゃぁOKか!
と問屋が卸さないのです。
佐賀県基山町・宮崎県都城市・千葉県千葉市に確認をとってみた
前から自治体によって対応が違うのが、ふるさと納税の欠点です。
ただ、手作業で名寄せをされている自治体の方の苦労も分かるので、納得はしていますよ。
今回は3自治体に問い合わせてみました。
- 基山町:平成28年度は5億7千万で101位
- 都城市:平成28年度は73億3千万で1位
- 千葉市:平成28年度は4億7千万で129位
佐賀県基山町に電話(0942-92-2011)
ふるさと納税の問合せです。
ワンストップ特例を使いたいのですが、個人番号カードと免許証の住所が違います。
この場合添付書類として成立しますか?
処理します(*^^*)
いやはや、あっさりし過ぎです。
ちゃんと自治体の方が気を利かせてくれるんですね。
ありがたいものです。
宮崎県都城市に電話(0986-58-7727)
ふるさと納税の問合せです。
ワンストップ特例を使いたいのですが・・・。
対応はできますが、間違えが起きないようにメモ書き同封して頂けると助かります。
住所は免許証を確認してください」など書いてもらえると間違いがなくなりますね!
ありがとうございました。
さすが都城市は経験数が違いすぎます。
過去の事例も含めてミスの無いよう徹底しているんでしょうね。
1位はすごいっすわ。
千葉県千葉市に電話(043-245-5111)
折り返しますので番号を・・・。
・
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30分後に折り返し。
1.マイナンバー記載の住民票を取ってもらう。
2.個人番号カードの住所を変更する。になります。
ありがとうございました。
千葉市は対応が関東風というか、制度に則っている感じですね。
悪いとかではなく、ルールを重んじるのでしょう。
「個人番号カードの住所=免許証の住所」になっていないと間違いの元になる。
そう判断したのでしょうね。
ワンストップ申請のとき、個人番号カードと免許証で住所が違うときのまとめ
たった3つの自治体に連絡をとっても各自バラバラです。
これでは去年はミスなかったのに、今年はミスした!
とトラブル起きても不思議じゃないですよね。
ただ経験値が多い自治体。
都城市などはシステム化がかなり進んでそう。
いずれにしても、間違いを起こさないために、寄付先に電話一本かけることをおすすめします(*^^*)