輪切りにした「サツマイモ」と「餡」を練り餅で包んだ熊本の郷土菓子『いきなり団子』
そのまんまのサツマイモが半分を占める、素朴な味わいが魅力です。
蒸して出来上がる『いきなり団子』は、ほくほくのさつまいもと、もちもち食感の皮、さらに餡の甘味が絶妙で、一度食べたら癖になる熊本では伝統あるお菓子です。
では、実際に食べてみたいと思います。
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『いきなり団子』食べてみました
冷凍で届きます。
お皿に移して、フィルムもそのままで、電子レンジでチンするだけです。
きれい♬
左から、白餡、紫芋餡、黒粒餡です。
唐芋もホクホクです。
外側の皮は、水餃子みたいな感じで、もちもちしててぷにゅぷにゅ。
みずみずしい皮です。
まずは、手前の白餡から。
ちなみに熊本ではさつまいものことを「からいも」と呼んでいます。
白餡は、からいもの味を引き立たせている感じがして優しいです。
紫芋餡はどうかな?
紫芋餡は、からいも×紫芋のハーモニーですね♬芋の味がさらに濃くなります!
黒粒餡は、これは安定の美味しさ。
あえて言うなら、白玉栗ぜんざいみたいな感じ。
水餃子のような皮で、ちょっと塩気があります。
もちもちした皮でしっかり包んであるので、塩っ気のある皮が必ず口の中に入るので、どこを食べても甘さを引き立たせてくれ、ぷにゅぷにゅの食感がいいです。
そのまま芋なので、とってもヘルシー♬
ヘルシーだけど、3つ食べるとかなりお腹いっぱいに…重量感がありますよ。
いきなり団子の由来
いきなり団子の由来には、5パターンあるようです。
①短時間で「いきなり」作れるという意味。
②お客さんが、いきなり来ても、「いきなり」出せる菓子という意味。
③生の芋を調理する「生き成り」(いきなり)という意味。
④片付けが苦手な人を一部の方言で「いきなりな人」と言い、「ざっとしてる」→「ざっと作れる」という意味。
⑤古い方言で「簡単」という意味があり、「簡単に作れる団子」の意味。
サツマイモの種類
サツマイモには色んな種類があるんですね。
安納芋
赤紫の皮で、中は黄色いサツマイモ。
オーソドックスで、皆さんこれを想像しますよね?
私の熊本の実家では、皮が白いものを食べてました。
なので、
「皮が白いもの=カライモ、紫色の芋=サツマイモ」だとずっと思っていました。
どっもサツマイモなんですね(^ ^)
紫芋は、実はあまり甘くないそうで、ほとんど色付けに使われるそうです。
小さい頃にやった芋掘りが懐かしい!
たまにやってみたくなりますね。
今は、どうしてるのかな…?
熊本県合志市はこんなところ
東洋経済『住みよさランキング』では、3年連続で九州ナンバー1に輝いた合志市。
熊本県の北部内陸部に位置し、市の北部は阿蘇山の火山灰が降り積んだ「黒ボク」と呼ばれる土に覆われた広大な農地が広がり、県内有数の※穀倉地帯です。
※穀倉地帯(こくそうちたい):穀物の生産高が都市部に供給出来るほど多い農業地域のこと
合志市にある自然の魅力がたくさん詰まった『熊本県農業公園カントリーパーク』
農業への理解を深めてくれる「農業体験塾」では、落花生やさつまいもの植え付けや収穫、じゃがいも、とうもろこし、ダイコンの収穫といった体験を通して農業の大変さや、収穫する喜びを味わうことができます。
土日には、季節によって芋掘りや盆栽教室、季節のスイーツ作り、トークショー、くまもん来場などバラエティ豊かなイベントが目白押しの施設!
「いきなり団子」は熊本城でも食べられます
熊本城天守閣の入り口前には広場があり、その手前側に茶店があります。
そこでも『いきなり団子』が味わえますよ。
反対側は城下町の熊本市街を眺めることができますので、熊本に行った際には、素晴らしい景色と共に是非ご賞味ください。
※「平成28年熊本地震」により、熊本城は甚大な被害を受け、一部見学ができないところがあります。
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